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公開日:2018年5月22日

M&Aのノンネームシートとは

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介護経営 編集グループ

通常、売り手企業が仲介会社に売却を依頼する時、最初に作成するのが「ノンネームシート」と呼ばれるA4用紙1枚の企業概要書です。
ノンネームシートは、社名を伏せた上で、その企業の本社所在地や売上、従業員数等、書かれる情報はすごく簡単なものです。
というのも買い手企業がまだ検討するかどうかわからないため、秘密保持の観点からこのような形式になっています。

ノンネームシートを見て、買い手側企業がもっと詳しい情報を知りたい場合、仲介会社との間で秘密保持契約を結んで、詳細情報を知り得ることができます。

ノンネームシートでどこまで開示するか

ノンネームシートで、どこまでの情報を開示するかは、仲介会社によって差が出ます。例えば、エリアを「四国」とするのか、「香川県」なのか、「高松市」なのかで、ずいぶんと情報が変わってきます。
このノンネームシートの書き方次第で、時におよその検討がついてしまうので要注意です。特に上記の高松市のような地方都市の場合、以前から噂が出回っていたりして、業界に詳しい人ならピンとくるようです。
一方で逆にざっくりし過ぎると、買い手にとって判断のしようがありません。

ノンネームシートの扱い方

次にノンネームシートの取り扱いですが、仲介会社によっては、先の例でいえば、高松市の事業者にダイレクトメールでノンネームシートを送ってしまう例もあります。そうすると、地域の会合などで話題となり、まことしやかに噂話が出回ることになります。

通常、M&A仲介会社は、税理士やコンサルタントなど、外部の協力者から買い手の情報を集めたりします。いくら仲介会社が秘密厳守をうたっても、提携会社がノンネームシート以上の情報を知っていれば、その筋から情報が洩れてしまうケースもあるでしょう。

このような情報の扱われ方をされてしまえば、情報漏洩のリスクが極めて高くなってしまいます。その仲介会社が、どれくらい厳密に情報管理をしているか、外から分かりにくいかもしれませんが、1つの方法として、仲介を依頼する前に、その会社のメール会員として、売却案件の情報提供を依頼すれば、情報がどのように扱われるか、およその目星を立てることが出来るでしょう。

このような仲介会社の内実を知った上で、信頼できる会社と付き合う事が重要です。

M&Aの話を社長が従業員にするのは、最終合意後、つまり売却が決定した後です。
ノンネームシートの段階では、まだ経営者も本当に売却するかどうか分からない事もあり、どこからか情報が洩れてしまっては非常にまずいです。
事前に従業員が知ってしまうようなことは絶対に避けなければなりません。

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