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チラシは人柄|笹井清範の「本日開店」

2017年4月10日


制作:月刊「商業界」編集長 笹井清範

「こんなことをしているスーパーは無いんではないでしょうか?」

名古屋から特急で1時間弱にある中津川駅、さらにそこからクルマで30分ほど山間の道を上っていくと、人口およそ6000人 の付知町(つけちちょう)に着きます。
かつて栄えた町の銀座通りにあるミニスーパー「フードショップヤマニシ」のチラシには、手書きでこう書かれていました。

売場面積50坪に満たない小さな店には、自慢の商品があります。
それは江戸時代から変わらぬ製法で、使い込まれた木桶でつくる地味噌と地たまり醤油。
材料は豆、麹、塩、水のみ。
「あとは根気と愛情と付知の四季が育て」るというとおり、すべて手作業で1年にわたって毎日かき混ぜてつくるヤマニシの看板商品です。

さらに、それらと地元のブランド鶏、恵那鶏でつくられる漬けだれ鶏肉「鶏ちゃん」は同店のオリジナル。
ご飯のともにも酒の肴にも合う万能選手です。

これら商品の価値を伝えているのが店頭に貼られた手書きボードと、同じく手書きのチラシです。
とりわけ、山西真明店長がつくるチラシは多くの読者が楽しみにしています。
「うまいもの便り」と「オレの惚れたシリーズ」は、イラストと文章すべて手書きで構成され、その文面からは山西店長のお客様を思う人柄が伝わってきます。

小ぎれいに撮られた写真と、整ったフォント文字には表現できない世界観がそこにはあります。
それは、まるで親しい友からの心温まる手紙のよう。
わたしの大好きなチラシです。

この秋には改装を計画されているとか。
その魅力を余すところなく伝える店となりますよう。

※転載元 笹井清範の商人応援ブログ「本日開店」
http://ameblo.jp/19660726/entry-12262252137.html

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