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楽しい商売とは?|笹井清範の「本日開店」

2017年2月14日


制作:月刊「商業界」編集長 笹井清範

楽しい商売をしよう
生き甲斐が感じられる商売をしよう
それには何を自分が心がけるかを
信念をもってはっきりさせよう
それはお客のために愛情を注ぐことだ

商人の哲学

昭和30年代の終わり、まさに日本が高度経済成長への奔流の中にあるとき、商業界創立者の倉本長治はその著作『商人の哲学』でこの一文を遺しています。

時代はチェーンストア勃興期。
多くの商業者が店数を増やし、大きくなることを目指し、“坂の上の雲”を目指した時代でした。
それはチェーンストア経営というビジネスモデルを皆が追いかけた時代でもあります。

商業界創立者 倉本長治

供給より需要が上回り、生活者の買物環境に地域格差があった当時、チェーンストアはまさに経済民主主義を実現するための錦の御旗でした。
それによって私たちの暮らしが豊かになったことは間違いありません。

しかし、商売から楽しさを奪ったことも一面の事実です。
チェーンストアの本質を、乱暴を承知で表現すれば、効率化、標準化、単純化の追求にあります。
このとき、私たちは大切なものを落っことしてきたのかもしれません。

人を感動させられるのは「人」です。
まずは商人が楽しい商売をしてこそ、お客様に楽しんでいただくことができます。
では、何をもって「楽しい商売」というのでしょうか。

倉本は断言しています。
それは、お客様のために愛情を注ぐことだ、と。
お客様から言われる「ありがとう」のひと言、ここに商人の喜びがあります。

「あなたの店がこのまちにあって良かった。
あなたがいるから私の人生は楽しい」
企業規模、店数の多寡を問わず、私たちが目指すべき道がここにあります。
そのとき、企業規模、店数の多寡は大した意味を持ちません。

※転載元 笹井清範の商人応援ブログ「本日開店」
http://ameblo.jp/19660726/entry-12245561295.html

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