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失敗しないBIツールの選び方


「こんなはずじゃなかった」トラブル原因

  • ユーザーが誰で、何のために使うか明確でない
  • 既存システムとの相性が悪い
  • 機能が重厚で使いこなせない

 BI(ビジネスインテリジェンス)ツールとは、社内の業務に関する膨大な各種データの蓄積・分析・加工を行い、そこから分析・抽出できるデータを元に、ミクロ単位の日常業務レポートおよび各種改善から、マクロ的な経営戦略の確定にまで活用していくためのツールです。

Point 1  利用ユーザー

 BIツールの導入に当たっては、経営者や管理者など誰が利用するのか、そして組織としてどのような規模で運用するのかを確認しなければなりません。

■ 経理部門

 データの分析を行い、各種計画の策定や修正を行うためのツール

■ 管理職層

 現状把握と施策立案、効果測定、施策の見直しといった、自部門のPDCAサイクルを回すための道具であり、データを自在に簡単にカスタマイズ、分析できることが重要です

■ 経営層

 例えば目標に対する全社や拠点での売り上げ達成度や利益状況など、比較的大きな固まりでの数値の把握が必要。経営コックピットで重要な数値(KPI)の状況を俯瞰的、簡単に見えるようにするモニタリングツールです

必要以上に高性能なものを求めても、コストを無駄に使うことになりますので、避けなくてはなりません。

Point 2  導入形態

BIツールの導入形態には、以下の3つの方法があります。
 自社が必要とする機能や運用規模、コストを総合的に考えて検討しましょう。

■ 自社運用(オンプレミス)

 企業の業務システムなどで、自社で用意した設備にパッケージのソフトウェアなどを導入・利用します。 クラウド型よりも社外へ情報が漏れる可能性が低く、既存ソフトウェアとのサーバ上で統合しやすい、サーバ内でソフトウェアのカスタマイズがしやすいのがメリットです。
一方でサーバ購入、ソフトウェア・ライセンス購入など初期費用に多額の費用を要し、サーバ管理やメンテナンス費用などが別途かかります。またインフラ調達に数週間から数ヶ月かかるデメリットがあります。

■ クラウド

 クラウド型とはインターネット上のサーバを利用してソフトウェアを利用する形態を指します。利用者はインターネット環境さえあればどこでも利用できます。オンプレミス型とは異なりサーバなどの設備やその保守の必要がないため、比較的低コストで利用できます。 初期費用は無料、また従量課金制のため利用アカウント数や期間に応じた導入が可能で、アカウント登録の後、すぐ使うことができるのと、煩雑な設定なしにモバイルからのアクセスが可能なのがメリットです。
一方で、外部サーバとのネットワークを介してアクセスするため、セキュリティ面で多少のリスクを伴うこと、カスタマイズ性が限定的であることなどがデメリットです。

■ システム開発

 自社の要件を満たす独自システムを開発会社に委託、開発してもらう方法です。
オンプレミス型と同様に、費用面や期間面のデメリットがあります。

Point 3  サポート体制

 BIツールを選ぶにあたり、そのサポート体制は重要なチェックポイントです

■ 稼働サポート

 専門スタッフによる機能説明や初期設定のアドバイス、活用方法の指導をユーザーの状況に即して、迅速、正確にシステムを立ち上げるためのサポート体制があるか。

■ 保守・運用サポート

 専用窓口を持って、障害やトラブル等の問題発生時に24時間365日迅速に対応が出来るサポート体制があるか。トラブルシューティングの蓄積があり、問題に対して組織的に対応可能か。担当者の人的対応力は高いか。また専門窓口は電話やメールによる対応はもちろんのこと、必要によっては担当者が直接派遣される仕組みがあるか。また、これらサポートの費用が有料・無料かを確認しましょう。

■ 機能変更

 自社の方針変更に伴う機能の追加や変更依頼に対応する体制があるか。

■ 専門サポート・情報提供

 専門アドバイザーによるアドバイスや相談窓口があるか。また最新の情報を公開し、アップデートを即時に行える体制はあるか。


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