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失敗しない金属表面修復剤の選び方


「こんなはずじゃなかった」トラブル原因

  • 従来の摩耗防止剤との違いを理解していない
  • 導入のメリットを認識していない
  • 導入方法を把握していない

 金属表面修復剤とは、各種機械の潤滑油中に浸出した鉄イオンを、再び元の部品に再結晶化させるものです。再結晶化により摩耗部分が修復されるため、劣化した機器の性能が向上するうえに機器の寿命を延ばすことにもつながります。 また、多くの機器で稼働したままで注入できるため、業務の妨げにならないというメリットもあります。

Point 1 従来の摩耗防止剤との違いを理解する

 金属表面修復剤は機器の潤滑油内に注入して、摩耗を防止・修復するものですが、従来の摩耗防止剤などとはまったく異なる働きをするものです。
従来の摩耗防止剤は硫黄、リン、フッ素樹脂、セラミック粉末などが使用されていましたが、摩耗した箇所もそうでない箇所も、同等にコーティングしていくため、摩耗していない箇所が盛り上がるような形状になってしまうという大きな欠点がありました。また、防止剤が対象の金属と直接結合するわけではないため、はがれやすいという欠点もありました。
一方、金属表面修復剤は、機器の潤滑油内に鉄イオンとして浸出したものを、本来の部品である金属面に再結晶化させる仕組みとなっています。さらにその際、元の部品の摩耗で欠損した部分を目指して薬剤が流れ込むようになっているため、盛り上がるような形に修復されてしまうという欠点が解消されています。
 また、潤滑油内に存在する元々の金属成分を摩耗箇所上で再結晶化させるため、金属成分が定着しやすく長く効果が持続するという特徴があります。

Point 2 導入のメリット

 金金属表面修復剤は、単に摩耗の防止や修復により機器の寿命を延ばすだけではありません。導入のメリットとして、他にも以下のようなことが挙げられます。
 まず摩耗箇所を正しく修復することで、機器の性能を取り戻すことが可能です。そして、機器の性能が回復すれば、増加してしまった消費電力を新品の頃に近いレベルで抑えることができるようになり、結果としてコストの削減につなげることができるようになります。特に古い機器であるほど電気代の削減効果は上昇するため、買い替えや修理のコストに比べると、非常に効率よくコストを抑えることができるメリットがあります。

Point 3 導入方法

 金属表面修復剤は、これといって特別な装置やメンテナンスを介することなく、機器自体を通常運転させているだけで、潤滑油内に浸出した金属成分を再結晶化させることができます。そのため、導入のためにわざわざ機器を設置したり業務を一時停止したりする必要がありません。
導入については専用の注入器を使い、薬剤を機器内の潤滑油を使用する箇所内に注入するだけで完了します。たとえば、オフィスのエアコンなどは、1台につきおよそ20分前後の作業時間で終わらせることができます。
 ただし精密な動作をする計器類や、乗り物など万が一トラブルが起きた場合など、人命や人体に重大な影響を及ぼしかねない状況では、それらの専門家と相談して、最適な導入方法を検討したほうが良いでしょう。


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