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失敗しない社会保険労務士の選び方


「こんなはずじゃなかった」トラブル原因

  • 自社のニーズと得意分野が合致していない
  • その分野について実績や経験が不足していた
  • 契約内容が明確でなかった
  • 相性があわない

 社会保険労務士とは、労働関係や社会保険に関わる多くの手続きを企業に代わって行います。その業務内容は多岐にわたります。その分、広く浅くこなすタイプから、特定の業務に精通したタイプまで社労士にも幅があります。自社の業務に適切なタイプの社会保険労務士を選ぶことが大切です。

Point 1自社のニーズと社労士の得意分野の合致

 社会保険労務士の業務は多岐にわたるため、自社の目的をはっきりさせた上で、それに適したタイプの社会保険労務士に依頼します。広く浅く担うタイプより、特定の業務に特化したタイプの方が専門家としての有用な意見を得られるでしょう。
 社会保険労務士のタイプとして、大きく分けると労働関連や社会保険に関する手続きの代行を依頼するアウトソーシング型と、人事や労務管理に関する相談を依頼するコンサルティング型に分けられます。なお、社会保険労務士の資格を持った個人が業務している場合は「社会保険労務士事務所」、法人経営の場合は「社会保険労務士法人」と言います。

■ アウトソーシング型

 就業や賃金に関する規則の作成、労働保険や社会保険に関わる申請や手続き、給与計算や助成金の請求など、手続き業務を代行します。ただし賃金制度の策定まで業務範囲を広げると、コンサルティング型となります。

■ コンサルティング型

 労働管理や労働問題、労災や事故対応、賞与や退職金など、人事や労務管理についてコンサルティングを行います。労働問題に強い社労士と、制度設計が得意な社労士は、それぞれ別ジャンルととらえた方が良いと思われます。

Point 2実績や経験を確認する

 社会保険労務士が、過去にどのような会社で、どういった業務を手掛けてきたのかを確認するようにしましょう。Webサイトなどでプロフィールや実績一覧や講演や執筆のが公表されていることが多いので、必ず目を通すようにします。
 また社会保険労務士は独立して事務所を開設する前に、一般企業にいたというケースもよくあります。もし自社の業界と関連した企業に勤めていたのであれば、業界事情に即した有用な助言が得られる可能性も少なくありません。

Point 3顧問契約のサービス内容を明確にする

 社会保険労務士の業務は幅広いだけに、単純に費用の安さだけで比較してしまうと、自社が依頼したい業務内容や範囲と、実際にやってもらえる業務に違いが発生する可能性が高くなります。特にコンサルティング業務を委託する場合は、形が見えにくいサービスであるだけに尚更です。また現在は社会保険労務士の報酬基準が撤廃されており、顧問料が自由に設定できるようになっています。そのため費用体系を明確にした上で、どの業務内容は含まないのかを事前に確認しておく必要があります。
 特に書面で明確にしておきたい内容は、以下のようなものがあります。

●具体的な業務の範囲
●契約期間と更新、解雇条件
●費用の支払い方法
●訪問回数と内容

Point 4信頼性のある事務所に依頼する

 窓口となる担当者は社会保険労務士本人、一般スタッフのいずれの場合であっても、専門用語をなるべく使わず、なおかつ受け答えのしっかりした人物である必要があります。できれば契約前に相手の事務所を実際に訪問し、書類や機材の状況を見てみることも大切です。自社の課題解決のパートナー、社労士の実力も当然ですが、相性の良さも大切です。充分にコミュニケーションを取り、信頼できると思った人に依頼しましょう。登録年数や売上高といった点も、事務所の信頼性を推し量るよい目安です。


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