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組織運営の本質は「イスとりゲーム」


制作:プロキャリ社会保険労務士事務所 社労士 佐藤東

組織は、1+1>2 の相乗効果を生むことを目的に作られますが、決して万能ではなく、放っておけば寿命もあります。

どんな組織でも、作ったときから陳腐化が始まります。

なぜなら、それが人間の集まりであり、集団に属する人間の心理に左右されるからです。

つまり、誰しもが属する集団の中で自分の居場所(それは、明確な地位であったり、不明確な”立ち位置”であったりますが)を求め、その居場所(=イス)を得た人は自分からは席を立とうとしません。

ここに、一種の「既得権益」が発生し、前例主義や官僚主義といった「組織の硬直化現象」が発生します。そしてこれは、どんな組織にも例外なく起こることなのです。

経営者は、組織とはそういうものだということを、理解しておかなければなりません。

よく、「あの人にポジションを作ってあげたのに、思ったように動かない」とか、

「きっちりとした組織(組織図)を作ったのに、逆にセクショナリズムが強くなった」

と嘆く経営者がいますが、それはそのはずです。

組織運営はいわば「イスとりゲーム」なのです。既得権益を作れば、それにしがみつくのが人間の自然な心理であり、単にそれを助長しているのですから。

>>筆者・佐藤東氏が代表を務めるプロキャリ(株)のHPはこちら

組織運営ができる経営者は、その先を見越して手を打ちます。例えば、

ポジション(イス)を与える前に、そのイスの定義を話して聞かせる。そして、それが永遠のものではないことを伝えておく。

定期・不定期に関わらず、適時「席替え」をする。

しかしながら、それをドライにやってしまってはいけません。

人間は、壊れやすい繊細な機械です。経営者は、イスとりゲームの主催者として、一人ひとりに目を配りつつ、プレイヤーが気持ちよくゲームに参加し続けられるために、適切なルール運用をし続けなければならないのです。

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記事の執筆者、佐藤東氏が行う、介護事業所向け「雇用関連助成金の申請代行サービス」の資料は、こちらからダウンロードが可能です

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