介護・スーパーマーケット・建築・不動産・飲食業界向けノウハウ・事例・提案資料が多数の情報サイト

56,703 views

なぜ多い? 不動産業界の年収5000万円超え社長

会社の儲けと契約単価に因果関係はあるのか


制作:経営会議ドットコム 編集グループ

不動産業界の年収5000万円超え社長

「意外と多い」創業して間もない社長で年収5000万円超


 会社経営をしていると必然的に経営者との交流が増えます。
 お互いの給料のことを話すことはほとんどありませんが、ちょっとした会話の中で偶然知ってしまうことがあります。その中でも創業してさほど時間が経過していない企業で、かつ社員数が100名に満たない中小企業の経営者でも年収5000万円超の方が結構いらっしゃいました。
感覚的には20人に1人くらいでしょうか。中には個人事業主で年収1億円、年収6000万円という方もおられ、驚いたことがあります。

不動産業界に多い高収入社長


 高収入な経営者を思い起こしてみますと、比較的小規模な企業でかつ高収入な社長は圧倒的に不動産業界に多いことがわかりました。
人材派遣会社や飲食業、携帯電話代理店などの経営者でも5000万円以上の年収を得ている社長はいますが、不動産業が多い傾向がはっきり見て取れました。先の年収1億円、年収6000万円の社長も二人とも投資不動産の売買業を運営しておられます。

不動産業は儲けが出やすいのか?だったら社員の平均給与水準はどうなのか?
ということで、上場企業の社員の平均年収を調べてみました。

 

【社員の平均年収が1000万円超の上場不動産会社】

順位 不動産会社名 市場 平均年収(千円)
16 ヒューリック(株) 東証1部 12,680
21 (株)ランドビジネス 東証1部 11,840
31 三菱地所(株) 東証1部 11,070
33 三井不動産(株) 東証1部 11,010
42 東急不動産ホールディングス(株) 東証1部 10,410
49 日本商業開発(株) 名証1部 10,170

 

社員の平均年収が1000万円を上回る上場企業は53社ありましたが、その中で6社が不動産業界の企業でした。この数はマスコミの9社、総合商社の7社に次ぐ多さです。

高収入の実現=利益が出やすい業界特性


 高収入が実現できているということは、すなわち業界自体が高収益な構造であると考えられます。この高収益な業界に共通する点は契約単価が大きいということに尽きます。

 不動産業界でも契約単価の高いジャンルで言えばビルや一棟物のマンションの売買に始まり、契約単価が小さいものであればワンルームマンションの仲介まで幅広くあります。

  少々乱暴な言い方ですが、巨額な利益を計上している企業は大型不動産を扱うジャンルに多く、薄利で苦戦している企業は区分所有マンションの賃貸仲介に多い傾向があります。
賃貸業界でも、仲介手数料が高額になるオフィスや商業テナントに特化している不動産会社は高収益を実現しているケースが多くあります。

>>経営会議ドットコムおすすめ【自社の遊休不動産を有効活用できるFC特集】

本テーマに関係する関連記事まとめ